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January 28, 2005

クルーニーとオライリー、今度は津波のテレソンで再び衝突

Clooney9月11日同時多発テロの被災者救援のテレソンで、ハリウッドスターが集めた数百万ドルの支援金をめぐる醜い言い争いから3年。Foxニュースのビル・オライリーと俳優のジョージ・クルーニーは、津波被災者の救援を目的としたテレソンをめぐり、また新たな論争を開始したようだ。

「オライリーが自身の番組で行ったことは、今度の土曜日に開催されるクルーニーら主催のテレソンの収益金に、大きなダメージをもたらす事になりかねない。」月曜日に配信されたEメールが伝えるところによれば、クルーニーは「オライリー・ファクター」のホストである彼を手厳しく非難しているようだ。

NBC系列のケーブルTV局のいくつかは、各界の著名人やミュージシャンを起用したテレソンの放映を、同時刻に計画していが、クルーニーはこの番組のプレゼンターにオライリーをかつぎ出すべく、実に辛辣な挑発を行っている。

「これはあなたにとって、ご大層な口先の言葉に見合った寄付を行う絶好のチャンスじゃないか?」クルーニーは皮肉たっぷりの署名「あなたのファンより」との言葉を添えて、書簡を書き記している。

「提案としては悪くはないが、事前に番組の構成や進行の具合を知っておく必要がある。」月曜の夜、オライリーは彼の番組でそう答えた。「場合によっては番組の主旨に賛同するかもしれないが、それはやはり内容しだいだな。とにかく、物事がまともな計画のもとに進行するのか否かを、事前に確認しておく必要があるんだよ。」

オライリーはまた、クルーニーが3年前の渦中の最中に彼に送った書簡にも答えている。

しかし、木曜の番組でオライリーが発したコメントを発端に、今回の新たな騒動が巻き起こった。

「かつてヨギ・ベラが言ったように、これはまるで、すでに見たデジャ・ヴーのようだ。」Foxニュースのウェブ・サイトには、オライリーのそうした発言が記されている。「誰もがみな覚えているかも知れないが、すでに9月11日の午後には、有名人の主催したテレソンが莫大な支援金を集めていたんだよ。で、今度は津波被災者のために、また同じようなテレソンの繰り返しかい?」

「だいたい、チャリティで集まった支援金が、正当な道のりで被災者の元に届くという確証が、果たしてあるのかい?」9月11日に行われたテレソンに関して、当時の彼は自身の番組でそう異論を唱えていた。

「加えてクルーニーは、9月11日の支援金の使い道に関する調査を、かたくなに拒んでいただろう?だから我々も赤十字も、その検証作業に骨を折る事になったんだよ。」木曜日、オライリーは視聴者に向かい、そう発言した。

「今度こそは、テレソンの支援金が津波被害者に届けられるかどうか、しっかりと見届けなきゃならんな。さもなければ、それこそ大ごとだよ。しかも今回は、誰の耳にも警告が発せられることがないんだからな。」

確かに赤十字は、9月11日同時多発テロの支援金の分配修正に関して、オライリーの仕事振りを評価している。しかしながらクルーニー自身が記したノートには、そのテレソンのスポンサーは赤十字ではなく、ユナイテッド・ウェイという団体であったとの指摘を行っている。まるで「3才の子供がするような勘違いだ。」クルーニーはそう語る。

「彼の主張に反論するが、資金の使われ方関しては誰も異議を唱える者はいなかった。しかし、少なくとも我々は、彼の行いが実に遠回しな欺瞞行為だったのを、犠牲者のリストを待つがごとく主張を行った。」彼は付け加える。

クルーニーは、オライリーの行ったテレソンを“欺瞞に満ちた成功”と呼び、さらに、彼がユナイテッド・ウェイの役員である事に着目している。

ニューヨークのユナイテッド・ウェイのスポークス・ウーマン、ジャネット・リードによれば、彼のテレソンはおよそ1億3千万ドルもの寄付金を集めたのに加え、CDやDVDの売上でも1千2百万ドルといった金額を計上している。それらは現金による援助という形で、犠牲者とその遺族に分配されたと彼女は言う。

クルーニーがオライリーに寄せた書簡によれば、人々はFoxニュースのホストが示した以下のような見解を理由に、寄付金の受け取りを辞退したという。

2001年10月のに発表されたユナイテッド・ウェイの文書によれば、1億5千万ドルを上回る寄付金が、専ら“アメリカ:9月11日の英雄達に寄せられた”としている。

オライリーの最新のコメントに対する論争の焦点は、“個人的な利益”であると映画「オーシャンズ・トゥウェレブ」の主演男優は語る。「だからこそ、ごく少数の人々は、お金で真のトラウマを抱えた犠牲者を救えるのか確信を持てぬまま、寄付しなければならないんだ。」

オライリーは、そのイベントをディスカッションした木曜日が良いと望んだ。

「我々はこのテレソンを大成功させたいし、クルーニーや、その他のスター達の寛容さを賞賛するよ。」彼は言う。「しかし、力は責任を伴うものだ。テレソンに参加する全員に、その事を理解してもらいたいね。」

クルーニーはさらに、オライリーが自身の責任に対して無自覚すぎると非難を繰り返した。

「私には、あなたほどの寄付金を集めることは、とうてい不可能だけれどね。」彼は付け加える。

そして、ある変化が訪れた:

「今、津波のテレソンのために、タレント達をブッキング中なんだ。そして、ミスター・オライリー、あなたは公式にこのイベントのプレゼンターとして招待されましたよ。現時点で、私の招待に“ノー”と答えた人物は、決して一人ではありませんが。しかし、こうすれば、あなたも寄付金がどのように使われたかを、最後まで見届けられる。これは、あなたの言葉にふさわしい多額の寄付を行うチャンスだ。お手並み拝見。寄付金を集めましょう。そして、もし我々が何か間違ったことをしていたら、ぜひともそれを指摘して欲しい。」

「分担の寄付金を支払い我々の行いの番犬をするか、あるいは、横に突っ立って石でも投げつけるんですな。」


2005年1月11日:CNN.com
http://www.cnn.com/2005/US/01/10/oreilly.clooney/index.html

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