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November 05, 2004

Movable Type 3.1 on Mac OS X 10.3 Panther

Mac OS X 10.3 PantherにMovable Type 3.1をインストールし、ローカルな環境で動作するBlogの構築を行ってみよう。

STEP 01: DeveloperToolsのインストール

1) Mac OS 10.3に、XcodeTools CDからDeveloperToolsをインストールする。

2) ソフトウェア・アップデートを起動し、OSの各モジュールやアプリケーションを最新の状態にアップデートする。

3) 下記のURLからXcodeToolsのアップデータを入手して、DeveloperToolsのアップデートを行う。

https://connect.apple.com/


STEP 02: httpd.confの修正

1) ターミナルを起動して次のコマンドを入力する。

  • sudo vi /etc/httpd/httpd.conf

2) ターミナルのウインドウに[httpd.conf]の内容が表示されたら、

# AddHandler cgi-script .cgi

という文字列を探し、[x]キーをプレスして下のようにコメントアウトする。

AddHandler cgi-script .cgi

3) [esc]キーをプレスして[wq]と入力、最後に[return]キーを叩いて変更内容を保存する。

  • :wq

4) 次のコマンドを入力して、Apacheを再起動する。

  • sudo apachectl graceful

5) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 03: Config.pmの修正

1) ターミナルから次のコマンドを入力する。

  • sudo vi /System/Library/Perl/5.8.1/darwin-thread-multi-2level/Config.pm

2) ターミナルのウインドウに[Config.pm]の内容が表示されたら、次の文字列を探して、

ld='MACOSX_DEPLOYMENT_TARGET=10.3 cc'

[M]の文字にカーソルを移動し、[i]キーをプレスする。次に[env ]と入力して、文字列を下のように変更する。
最後にスペースを入れるのを忘れずに。

ld='env MACOSX_DEPLOYMENT_TARGET=10.3 cc'

3) [esc]キーをプレスして[wq]と入力、最後に[return]キーを叩いて変更内容を保存する。

  • :wq

4) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 04: MySQLのインストール

1) 下記のリンクからMySQL 4.0.20をダウンロードする。

http://dev.mysql.com/get/Downloads/MySQL-4.0/mysql-standard-4.0.20-apple-darwin7.3.0-powerpc.dmg/from/pick

2) ダウンロードが終了してデスクトップにディスクイメージがマウントされたら、

mysql-standard-4.0.22-apple-darwin7.5.0-powerpc.pkg

アイコンをダブルクリックする。

後はダイアログボックスの指示に従うだけで、OS XにMySQLがインストールされる。

3) インストールが完了したらターミナルを起動し、コマンド入力でMySQLの初期設定を行う。

  • cd /usr/local/mysql
  • sudo chown -R mysql data/
  • sudo echo
  • sudo ./bin/mysqld_safe &

以上のコマンド入力を行うと、バックグラウンドでMySQLが動作を開始する。

4) さらに次のコマンドを入力し、MySQLの動作テストを行う。

  • /usr/local/mysql/bin/mysql test

MySQLの初期設定が問題なく行われると、ターミナルに次のようなプロンプトが表示される。

  • mysql>

5) 次のコマンドを入力して、MySQLを終了する。

  • \q

6) 次のコマンドを入力して、ルートのパスワードを設定する。

  • /usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password new_password

new_password :任意のパスワードとなる文字列を入力する。このパスワードを忘れないように。

7) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit

8) 最後にディスクイメージの中の

MySQLStartupItem.pkg

アイコンをダブルクリックする。
これでMac OS Xが起動するたびに、MySQLがバックグラウンドで動作する。


STEP 05: MySQLに新規データベースを作成する

1) ターミナルから次のコマンドを入力する。

  • /usr/local/mysql/bin/mysql -u root -p
  • create database my_database;

my_database :任意のデータベース名を入力する。

2) ターミナルから次のコマンドを入力する。

  • grant all on my_database.* to user_name@localhost identified by "my_password";

my_database :1)で設定したデータベース名

user_name :Mac OS Xのログイン・ユーザー名

my_password :Mac OS Xのログイン・パスワード

を入力する。

3) ターミナルから次のコマンドを入力して、MySQLを終了する。

  • \q

4) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 06: Movable Typeのインストール

1) 以下のURLから、Movable Type 3.121(英語版)をダウンロードする。

http://www.movabletype.org/get_movable_type_personal.shtml

3) ダウンロードが終了すると、StuffIt Expanderによる解凍が行われ、

MT-3.121-full-en_us

というフォルダが、デスルトップに現れる。

4) MT-3.121-full-en_usフォルダ内から、以下に一覧したファイルのすべてを、

  • Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/CGI-Executables/

に移動する。

  • index.html
  • extlib
  • lib
  • mt-add-notify.cgi
  • mt-atom.cgi
  • mt-check.cgi
  • mt-comments.cgi
  • mt-db-pass.cgi
  • mt-load.cgi
  • mt-search.cgi
  • mt-send-entry.cgi
  • mt-set-reg.cgi
  • mt-tb.cgi
  • mt-view.cgi
  • mt-testbg.cgi
  • mt-xmlrpc.cgi
  • mt.cfg
  • mt.cgi
  • plugins
  • schemas
  • search_templates
  • tmpl
  • tools

3) MT-3.121-full-en_usフォルダ内に残されたファイルをインストールするため、

  • Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/Documents/

の中にmt-staticというフォルダを新規作成する。

  • Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/Documents/mt-static/

4) 以下、残りのファイルを、すべてmt-staticフォルダにインストールする。

  • styles.css
  • mt.js
  • images
  • docs

5) Movable Typeが、実際にBlogを書き出すフォルダを作成する。

  • Hard_Disk:ユーザ/user_name/サイト/

の中に、青文字で示した2つのフォルダを作成する。

  • Hard_Disk:ユーザ/user_name/サイト/localBlog/archives/

localBlog: このフォルダには任意の名前をつけてかまわないが、
archives: こちらのフォルダの名前は変更しないこと。


STEP 07: mt.cfgの修正

1) 以下のディレクトリからmt.cfgを探し、任意のテキストエディタでファイルを開く。

  • Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/CGI-Executables/mt.cfg

CGIPath http://WWW.YOUR-SITE.COM/PATH/TO/MT/

という文字列を探し、

CGIPath http://localhost/cgi-bin/

と、書き換える。

2) 次の4行の文字列を探し、

# ObjectDriver DBI::mysql
# Database <database-name>
# DBUser <database-username>
# DBHost localhost

すべてコメントアウトする。

ObjectDriver DBI::mysql
Database <database-name>
DBUser <database-username>
DBHost localhost

さらに、

<database-name> :STEP 05で設定したデータベース名
<database-username> :OS Xのアカウント・ユーザー名

を入力する。

ObjectDriver DBI::mysql
Database my_database
DBUser user_name
DBHost localhost

3) 次の4行の文字列を探し、

# DBUmask 0022
# HTMLUmask 0022
# UploadUmask 0022
# DirUmask 0022

すべてコメントアウトする。

DBUmask 0022
HTMLUmask 0022
UploadUmask 0022
DirUmask 0022

4) 次の文字列を探し、

# StaticWebPath /path/to/static-files/

コメントアウトした上、文字列を次のように書き換える。

StaticWebPath http://localhost/mt-static/

5) 次の文字列を探し、

# NoTempFiles 1

コメントアウトする。

NoTempFiles 1

6) ファイルに加えた変更箇所を保存して、テキストエディタを終了する。


STEP 08: mt-db-pass.cgiの修正

1) 以下のディレクトリからmt-db-pass.cgiを探し、任意のテキストエディタでファイルを開く。

  • Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/CGI-Executables/mt-db-pass.cgi

2) 以下の文字列を、OS Xのアカウント・パスワードで書き換える。

database_password

3) ファイルに加えた変更箇所を保存して、テキストエディタを終了する。


STEP 09: パーミッションの設定

1) ターミナルから次のコマンドを入力する。

  • cd /Library/WebServer/CGI-Executables/
  • chmod 755 mt*.cgi

2) ターミナルから次のコマンドを入力する。

  • cd /Users/user_name/Sites/
  • chmod 777 localBlog

localBlog :STEP 06: 5) で作成したフォルダ名

  • cd localBlog
  • chmod 777 archives

2) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 10: DBIのインストール

1) 以下のURLにアクセスして、

DBI-1.45.tar.gz

をダウンロードする。

http://www.perl.com/CPAN/modules/by-module/DBI/

2) ダウンロードが終了するとファイルが解凍され、デスクトップに

DBI-1.45

というフォルダができあがる。

3) ターミナルから次のコマンドを入力する

  • cd Desktop/DBI-1.45
  • perl Makefile.PL
  • make
  • make test
  • sudo make install

4) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 11: DBD::mysqlのインストール

1) ターミナルから次のコマンドを入力する

  • curl -O http://www.cpan.org/modules/by-category/07_Database_Interfaces/DBD/DBD-mysql-2.9004.tar.gz
  • tar xzf DBD-mysql-2.9004.tar.gz
  • cd DBD-mysql-2.9004
  • perl Makefile.PL --testdb=test --testuser=username --testpassword=user_password --testhost=localhost
  • perl -pi -e's/MACOSX/env MACOSX/' Makefile
  • make
  • make test
  • sudo make install

2) 次のコマンドを入力して、ターミナルを終了する。

  • exit


STEP 12: Movable Typeの動作チェック

1) 「アップルメニュー> システム環境設定> 共有」を開く。

2) 「コンピュータ名:」に、半角英数字で任意の名前を入力する。

step10_comp_name.gif


3) 「パーソナルWeb共有」に、チェックを入れる。

step11_web_share.gif


4) Safariを立ち上げ、アドレスバーに

  • http://mybloghost.local/cgi-bin/mt-check.cgi

mybloghost :2)で入力した任意のコンピュータ名。

と入力し、[return]キーを叩く。

5) 次のリンクをクリックして、同様の画面が表示されたらMovable Typeのインストールは成功だ。

6) 最後はセキュリティの問題から、mt-check.cgiをCGI-Executablesフォルダの外に出しておくこと。

Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/CGI-Executables/mt-check.cgi


STEP 13: Movable Typeを初期化する

1) 最後はSafariアドレスバーに、

  • http://mybloghost.local/cgi-bin/mt-load.cgi

と入力し、[return]キーを叩く。

2) 次のリンクをクリックして、同様の画面が表示されたらMovable Typeの初期化は成功だ。

3) mt-check.cgiと同様、セキュリティ上の問題から、mt-load.cgiをCGI-Executablesフォルダの外に出しておくこと。

Hard_Disk:ライブラリ/WebServer/CGI-Executables/mt-load.cgi

ここから先の手順、Movable Typeのユーザー・アカウントの設定や初期設定の方法などは、多くの書籍やウェブサイトで豊富な解説を見つけることができるので、そちらを参考にしていただけたらと思う。


STEP 14: Core Setupでのデレィクトリの設定

下の図に示すMovable TypeのCore Setupでは、書き出されるブログの名前とディレクトリ・パスの設定を行う。

Main Menu > My First Blog > Configuration > Core Setup

step11_web_share.gif


1) Weblog Name:には、デフォルトでMy First Blogという名前が設定されているが、ここは好きな名前に書き換えてかまわない。

2) Local Site Path:

  • /Users/user_name/Sites/localBlog

user_name: OS Xのアカウント・ユーザー名
localBlog: Step 06 -5で設定した、ブログを書き出すルートディレクトリ

3) Site URL:

  • http://mybloghost.local/~user_name/localBlog/

mybloghost: Step 11 -2で設定したコンピュータ名
user_name: OS Xのアカウント・ユーザー名
localBlog: Step 06 -5で設定した、ブログを書き出すルートディレクトリ

4) Local Archive Path:

  • /Users/user_name/Sites/localBlog/archives

user_name: OS Xのアカウント・ユーザー名
localBlog: Step 06 -5で設定した、ブログを書き出すルートディレクトリ
archives: Step 06 -5で設定した、localBlogディレクトリ直下のarchivesディレクトリ

5) Archive URL:

  • http://mybloghost.local/~user_name/localBlog/archives/

mybloghost: Step 11 -2で設定したコンピュータ名
user_name: OS Xのアカウント・ユーザー名
localBlog: Step 06 -5で設定した、ブログを書き出すルートディレクトリ
archives: Step 06 -5で設定した、localBlogディレクトリ直下のarchivesディレクトリ

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